【推薦書】99%の人が気づいていないお金の正体|お金の歴史、保険の起源知ってますか?

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こんにちは、てつをです。突然ですが、最近、興味深い本を手に入れました。「99%の人が気づいていないお金の正体」という、ホリエモンこと堀江貴文氏の著書を読んで、さまざまな洞察を得たので、今回はその感想をシェアしたいと思います。

1. お金の姿と形は年々変化している

お金は歴史を通じて様々な姿や形をしてきました。歴史の教科書に登場する永楽通宝、近代・現代に利用している紙幣、そして最近ではビットコインなど、お金の進化は驚くべきものです。これを知ることで、お金の本質について深く理解する手がかりが得られました。これらの共通事項は、その時代に流行したお金は世間から信頼されていたということです。逆に、人々から信頼されなかったお金は流行しなかったそうです。(和同開珎は、お金を製造したリーダーの権力が弱く、民衆に受け入れられなかったそうです。一方、中国の明で製造された永楽通宝は、明の力が圧倒的であったことにより日本でも広く普及したそうです。)現在の紙幣は各国の政府が保証しています。なのでデフォルトにならなければその紙幣の価値は保証されそうですね。ビットコインについては、テクノロジーがその信頼を担保しています。ブロックチェーンについてはあまり詳しくないので詳しく述べることはここではできませんが、ここら辺の技術にいてはまた別の機会にでも調べてみたいと思います。(中本さんの論文も読んでみるか。。。)

2. ドルが安心は迷信である

堀江氏は、ドルが絶対的な安心とはなり得ないことを指摘しています。100%安心なものは存在しないというリアリティを受け入れ、リスクを適切に管理することの重要性を再認識しました。アメリカが5年後はあったとしても、20年後や30年後まであるのかは誰にもわかりません。アメリカ国債は絶対に安全だという安易な信じ込みを捨て、多様な投資先や資産クラスを検討することが重要だと感じました。

3. 保険の起源はギャンブルである

保険がギャンブルから生まれたものであることは驚きです。保険の起源は17世紀終わりのロンドンに遡ります。当時、イギリスは遠いアジアへ向けて香辛料貿易を手掛けていました。途中で嵐に巻き込まれて沈没すれば、船に積み込んだ荷物は全て水の泡となります。果たして船は無事に帰ってくるのか、カフェにいた客たちが賭け事を始めた。これがきっかけで世界最大の保険会社ロイズは300年以上にわたって発展したそうです。保険の起源は人の不幸に賭けるギャンブルであったとなると、なんとも言えない気持ちになります。堀江氏はこの章で保険に入るのは馬鹿馬鹿しいと述べてますが、だからと言って一般的な家庭にいる人はそうもいかないとも思います。これを知ることで、保険商品を見直し、必要最低限に抑えるべきかと思いました。

4. 終身雇用は戦後の労働争議が根底にある

終身雇用がいかにして成立したかについての知識も得られました。戦後の労働争議が、労働者を簡単に首にできないよう企業に約束させた経緯を知ることで、労働環境の変遷に理解を深めました。

以上が、私がホリエモンの著書から得た知識や気づきの一部です。他にも多くの興味深いトピックが書かれており、これを機にお金や投資に対する考え方を見直してみるのも良いかもしれません。是非、皆さんも一度手に取ってみてくださいね。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。